北海道南部〜九州に分布。増水時に水没しそうな渓流沿いに生える日本固有の夏緑性シダ。
ゼンマイより小型で渓流沿いの植物らしく、小羽片の幅は狭く先が尖る。春に胞子葉を出し、胞子放出後に枯死する。
通年過湿のある半日陰で管理する。日当たりでも育つ。冬の寒さには強い。
春の芽ぶきの頃、根の大きさに合った浅鉢に高植え気味に植え付ける。
用土はケト・鹿沼土の単用または赤玉土の混合土を使う。
水切れに注意し、肥料は成長期に薄い液肥を2〜3回与える。
増殖は株分けによる。生育期に茎葉を切り2番芽を吹かせると、コンパクトに仕上がる。
ゼンマイ (東アジアに分布する。)