ヤグルマギク(矢車菊)

最終更新日
2018/02/27
●学名
Cebtayrea cyanus
●科名
キク科ケンタウレア(ヤグルマギク)属
●花期
●生育地
ヨーロッパ南部から小アジアにかけての地中海沿岸原産の一年草。
●特徴

花色は青紫、紅、ピンク、白、爪白(花弁の先端が白い)など豊富。八重咲きもある。

ヨーロッパでは古くから栽培されており、ツタンカーメンの副葬品として発見されたことや、マリー・アントワネットが好んだことも有名で、洋食器の人気模様の一つ「アングレーム・パターン」はこの花がモチーフです。

●写真集

ヤグルマギクの花ヤグルマギク 野山の春

●育て方

関東以西では9月頃日当たり、排水の良いところに直播きをして春に開花する。寒冷地では春播する。

●近縁種

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●和名
矢車菊。
日本に入ったのは明治の中頃で、一重咲きの花の形が、「こどもの日」の鯉のぼりの竿の一番先につける矢車に花形が似ているということでヤグルマギクと名づけられた。ヤグルマソウ(矢車草)とも呼ばれるが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同しやすいのでヤグルマギクと呼ぶほうがよい。
別名:コーンフラワー
●花言葉
繊細、優美、幸福、感謝
麦畑の中にこぼれ種で咲く花で、その可憐な花姿が多くの人に愛され、「繊細」、「幸福」といった花言葉がうまれました。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、FIELD GUIDE14園芸植物(小学館) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著 ナツメ社)