ツマトリソウ

最終更新日
2018/03/03
●学名
Trientalis europaea
●科名
サクラソウ科ツマトリソウ属
●花期
6月〜7月
●生育地

北海道、本州(中部地方以北)、四国に分布し、亜高山帯〜高山帯の林床に生える多年草。

●特徴

地下茎は細く白色、茎は直立し高さ5〜25cmと小さい。葉は広披針形で先が尖る。上部のものほど大きく、長さ2〜7pで、茎頂に5〜10枚の葉がやや輪生状に付く。上部葉柄から伸びる2〜3pの花茎の先に、直径1.5〜2.3cmの白色5〜9弁花を咲かせる。。

●写真集

ツマトリソウの花ツマトリソウ 至仏山

●育て方

春は日当たり・風通しの良い場所で管理し、花期から夏にかけては半日蔭で育てる。
水は切らさないようにするが、過湿は禁物。
肥料は薄い液肥を月に2〜3回与える。
植え替えは2年に1回、春に硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで中深鉢に植え付ける。浅鉢の場合は高植えする。また組石鉢や抗火石鉢に植えると管理しやすい。
増殖は株分け。

●近縁種

コツマトリソウ (葉が倒卵形で先がまるい。)

●和名
端取草
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)