トキソウ

最終更新日
2019/04/21
●学名
Pogonia japonica
●科名
ラン科トキソウ属
●花期
5月~7月
●生育地

日本全土に分布し、日当たりのよい酸性の湿地に生える多年草。

●特徴

地下茎は細く横にはう。茎は高さ15~30cmになる。葉は茎の中部に1個つき、長さ4~10cm、幅0.7~1.2cmの披針形~線状狭長楕円形で、基部はなかば茎を抱く。茎頂に淡紅色の花を1個横向きにつける。苞は長さ2~4cmの披針形で葉状。背萼片は長さ1.5~2.5cm、幅3~5mm。側萼片2個はかぶと状に重なる。唇弁は3裂する。中列片は大きく、黄色の突起が密生してよく目立ち、ふちや内側に紅紫色の肉質突起が密生する。距はない。痩果は長さ約3cm。

●写真集

トキソウトキソウ 白馬

●育て方

植えつけは中深の6~10号の鉢に10~20芽ほどを目安に植える。用土は水持ちよく、ミズゴケもしくは、硬質鹿沼土7、軽石砂3などを配合、表土に生ミズゴケなどを張るとよい。植え替えは新芽展開前の2月中旬~3月中旬、1~2年ごとに行う。
置き場所は通年、日なたに置く。
水やりは表土の乾きを見て与える。水切れに弱く、花期は腰水栽培がよい。
施肥は花後、秋に有機性の固形肥料を鉢の縁に置肥する。
病虫害は害が少ない。他の鉢に合せる。
殖やし方は植え替え時に新芽を確認して分ける。

●近縁種

ヤマトキソウ (山地の日当たりのよい草地に生える。)

●和名
朱鷺草。花の色がトキの羽の色を思わせることによる。
●参考図書

野に咲く花、山に咲く花(山と渓谷社)、山野草大百科(講談社)