タムラソウ

最終更新日
2017/11/15
●学名
Serratula coronata ssp.insularis
●科名
キク科タムラソウ属
●花期
8月〜10月
●生育地
本州、四国、九州に分布し、山地の草原などに生える多年草。
●特徴

茎は高さ0.3〜1.5mになり、多数の縦線がある。葉は互生し、刺はなく、やや薄く、卵状長楕円形で羽状に深裂または全裂し、裂片は4〜7対で長楕円形、表面は緑色、裏面は淡緑色で両面に細毛がある。頭花は多数の筒状花からなり、直径3〜4cm、上向きに咲き、一見アザミを思わせる。筒状花の花冠は5中裂し、多くは色の濃い雄しべがとびだしている。その中心に雌しべがある。総苞は広卵状球形で長さ2.5cmほど。そう果は長さ約6mm。

●写真集

タムラソウの花タムラソウ 白馬八方尾根

●育て方

よく日に当て水切れしないように注意する。

秋か春の芽出し時に植え替えをかねて株分けする。

実生は3月頃に播く。赤玉土と鹿沼土を混合し、大きめの鉢に植える

露地植えは水はけ・日当たりの良い場所を選んで植える。

●近縁種

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●和名
田村草。
●参考図書
山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)