シュンラン

最終更新日
2018/12/23
●学名
Cymbidium goeringii
●科名
ラン科シュンラン属
●花期
3月〜4月
●生育地

北海道の奥尻島から本州、四国、九州と広く分布し、さらに朝鮮半島、中国へと広がる。比較的乾燥した雑木林などの樹林化に、ごく普通に見かける多年草の野生ラン。

●特徴

根茎は太く白い。葉は束生し、常緑の線形で、緑に細かな鋸歯がある。葉元に直立した花茎を出し、高さ10〜25cm、数個の膜質の鞘状鱗片につつまれる。花は茎頂にふつう1個つき、萼片3個と側花弁2個は緑色〜黄緑色を帯び、唇弁は大きく白色で濃紅紫色の斑点がある。
花はほのかなよい香りをするものもあり、塩漬けにして料理にも使用される。

日本の自生ランとして人気が高く、古くから栽培され、葉に美しい班が入る葉芸種や、得意な花色の選別品種などがある。

●写真集
シュンランシュンラン 赤城自然園
●育て方

風通しの良い、半日陰の場所で育てる。霜に気をつける。

●近縁種

カンラン (団地の林内に生える。淡緑色の花、花色に変化が多い。)

サガミラン (関東地方に分布。マヤランによく似るが花に赤色の斑紋が入らない白花種。)

ナギラン (常緑樹林内に生える多年草。花は白色でやや紫色を帯びる。)

マヤラン (常緑樹林内に生える腐生の多年草。花は白色で紅紫色を帯びる。)

●和名
春蘭。
別名ホクロ
●参考図書
日本の山野草(NHK出版)、山野草大百科(講談社) 、山に咲く花(山と渓谷社)