四季の山野草図鑑／ストック

最終更新日: 2018/01/18
●学名: Matthiola incana
●科名: アブラナ科マッティオラ属
●花期: 春～秋
●生育地: 南、西ヨーロッパ原産の一年草。
●特徴: 古代ギリシャでは薬草としていた。茎が分枝するものとしないものがある。花は一重咲きと八重咲きがあり、芳香がある。
●写真集: ストック
●育て方: 日当たりと水はけの良い所に植える。
●近縁種: ハナダイコン　（シベリア～西ヨーロッパにかけて分布。ダイコンとは別属。）
●和名: 別名アラセイトウ。
●花言葉: 愛の絆、（白）思いやり、（赤）私を信じて、（紫）おおらかな愛情
しっかりとした茎がまっすぐに伸びていることから、英語で「幹」「茎」を意味するストックという花名が付いています。そんな花姿から、昔のフランスの男性は、理想の女性に出会うと、「一途に思い続けます」という意志を表すために、この花を帽子の中に入れて歩いたといわれており、花言葉の「愛の絆」や「私を信じて」は、その逸話に由来しています。
●参考図書: 園芸植物（山と渓谷社）、花と木の名前（主婦と生活社）、美しい花言葉・花図鑑（二宮孝嗣著、ナツメ社）