北海道、本州(中部地方以北)に分布し、海岸近くに生える多年草。
高さ50〜80p。総状花序に黄色の蝶形花を付ける。葉は掌状の3小葉からなり、小葉は卵形〜倒卵形あるいは楕円形で、先は鋭くとがらない。裏面に白毛が生える。
センダイハギ 花之江の郷
春・秋は日当たりと風通しの良い場所に置き、開花期は半日陰か木漏れ日程度の場所で管理する。耐寒性はあるが、冬季は棚下などに移し、乾いた寒風を避ける程度の保護をする。
潅水は1日1回十分に与え、特に夏は水切れに注意する。
肥培しないと花付きが悪くなるので、元肥のほか春・秋に液肥を与える。
植え替えは2〜3年ごとの春先か秋に行い、硬質赤玉土・硬質鹿沼土を混合した用土で浅鉢か中深鉢に植え付ける。
増殖は株分けか実生による。
ムラサキセンダイハギ (北アメリカ原産でセンダイハギとは別属で紫色の花をつける。)