センダイハギ

最終更新日
2016/01/31
●学名
Thermopsis lupinoides
●科名
マメ科センダイハギ属
●花期
5月〜8月
●生育地

北海道、本州(中部地方以北)に分布し、海岸近くに生える多年草。

●特徴

高さ50〜80p。総状花序に黄色の蝶形花を付ける。葉は掌状の3小葉からなり、小葉は卵形〜倒卵形あるいは楕円形で、先は鋭くとがらない。裏面に白毛が生える。

●写真集

センダイハギセンダイハギ 花之江の郷

●育て方

春・秋は日当たりと風通しの良い場所に置き、開花期は半日陰か木漏れ日程度の場所で管理する。耐寒性はあるが、冬季は棚下などに移し、乾いた寒風を避ける程度の保護をする。

潅水は1日1回十分に与え、特に夏は水切れに注意する。

肥培しないと花付きが悪くなるので、元肥のほか春・秋に液肥を与える。

植え替えは2〜3年ごとの春先か秋に行い、硬質赤玉土・硬質鹿沼土を混合した用土で浅鉢か中深鉢に植え付ける。

増殖は株分けか実生による。

●近縁種

ムラサキセンダイハギ (北アメリカ原産でセンダイハギとは別属で紫色の花をつける。)

●和名
千代萩・仙台萩。 和名は歌舞伎の「伽羅(めいぼく)先代萩」にちなみつけられた。
●参考図書
山草図鑑(栃の葉書房)