サラシナショウマ

最終更新日
2016/07/22
●学名
Cimicifuga simplex
●科名
キンポウゲ科サラシナショウマ属
●花期
8月〜10月
●生育地
北海道、本州、四国、九州に分布し、落葉樹林内や草原などに生える多年草。
●特徴

茎は40〜150cmになる。葉は2〜3回3出複葉。茎の先に総状花序を出し、白色で柄のある小さな花を密につける。雄しべは多数。雌しべは2〜8個で柄がある。

●写真集

サラシナショウマの花サラシナショウマ 白馬・栂池

サラシナショウマの花サラシナショウマ 秋の野山

●育て方

山砂主体の用土で、水はけ良くつくる。

温暖地では、夏なるべく涼しい所に置く。暑い日が続くと外の葉から枯れてくる。

調子が悪くなってきたら、ただあちに根を洗って植え替えないと、そのまま枯れ死することが多い。

毎年春に植え替える。

●近縁種

イヌショウマ (山地や丘陵の湿った地に生える多年草。花茎状の茎の先に穂状花序を出し、白色の小さな花を多数つける。)

オオバショウマ (山地の林の中に生える70〜120cmになる多年草。茎の上部に穂状花序をだし、白色の小さな花を多数つける。)

●和名
晒菜升麻。晒菜は若菜をゆでて水でさらして食べることによる。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、栽培大辞典(栃の葉書房)