山中の湿地に生える高さ25〜50cmの多年草。
茎の中ほどから上部の葉の裏に腺点が多いのが特徴である。根出葉は花のころまでにロゼット状に残り、はじめは毛が多い。茎葉はなかば茎を抱く。頭花は3〜4cmで、茎の先に普通1個つく。
春・秋は日当たりと風通しのよい場所で管理するが、乾燥に注意し、水を切らさないようにする。夏は半日陰の涼しい場所で、過湿による蒸れに注意する。冬は寒風を避けて管理する。
肥料は置き肥か、薄い液肥を月に1回与える。
植え替えは新芽の伸びる春に行い、中深鉢に植え付ける。
増殖は挿し芽で、花が咲く前に約10cmの挿し穂をミズゴケ床に挿す。
ミズギク (オゼミズギクの母種。山地や高原の湿地に生える多年草。)