オヤマボクチ

最終更新日
2016/02/18
●学名
Synurus pungens
●科名
キク科ヤマボクチ属
●花期
9月〜10月
●生育地
北海道・本州・四国に分布。山地の日の当たる乾き気味の草地に生える多年草。
●特徴

高さ1〜1.5m.茎頂にアザミに似た花をつける。葉は約30cmになる。葉の裏面や総苞片にはくも毛がある。根は漬物に、また若葉を草餅に用いる地方もある。

●写真集

オヤマボクチの花オヤマボクチ 日光植物園

●育て方

風通しの良い日当たりで、真夏のみ涼しい半日蔭で管理する。毎日十分に灌水し、肥料を好むので、春・秋に多めの置き肥をする。

大型のため庭植えに向き、鉢に植えるなら大鉢を使い、赤玉土・硬質鹿沼土などを混合して植える。

増殖は株分けか実生が確実で、タネは採り播きか春先に播く。2週間ほどで発芽する。

●近縁種

ハバヤマボクチ (葉は正三角形に近い。)

●和名
雄山火口。名前のボクチ(火口)とは、火を起こす際に綿毛を用いたとのことから。
●参考図書
山草図鑑(鞄ネの葉書房)