北海道、本州・四国・九州に分布。山地の草原や林縁に生える多年草。
高さ50〜100cmになる。葉は卵形〜卵状楕円形で葉脈がよく目立つ。
シーボルトの学名を持つ。
オオバギホウシ 白馬・栂池
日当たりと風通しの良い場所で管理するが、夏は木漏れ日程度の半日陰へ。特に斑の入ったものは葉焼けしやすいので、強い日差しには当てない。
湿った場所に生えるが、過湿にせず、灌水も乾いてから十分に与える。
2〜3年ごとの春に植え替える。
用土は赤玉土・硬質鹿沼土を混合し、根が長く伸びるので中深鉢が適している。
浅鉢なら根を横に広げて植え付ける。
増殖は株分けか実生による。
イワギボウシ (本州の関東地方・東海地方に分布。山中の樹上や岩上に自生する。)
ウナズキギボウシ (本州の近畿地方南部・四国東部に分布。花序が垂れ下がるのが特徴。)
コバギボウシ (葉が披針形から長楕円形の種で日なたの湿地に生え、本州から九州に分布する。)
タチギボウシ (北海道・本州の中部地方以北の日当たりの良い湿地に自生。高さ100cmと全体に大型。葉は広楕円形〜長楕円形。)