。伊豆七島、紀伊半島の一部から四国、九州、沖縄、朝鮮半島に分布。自生のものは減少し、絶滅危惧植物に指定されている
樹幹などに着生する小型の常緑性ラン。花は緑白色で赤紫色の縞や斑点が入り芳香を放つ
通気性のよい素焼き鉢に、乾燥させたミズゴケを高く盛った上に根を広げて紐で縛るか、ヘゴや木炭、枯れ枝などにミズゴケを根の周囲に添えて縛り固定する。暖地なら常緑性の庭木の幹に着生させるのもよい。
木陰の枝や棚に吊るして管理する。冬は凍らぬようフレームなどに収容し水やりを控える。
水やりはやり過ぎに注意。水苔が完全に乾くのを待って軽めに行う。
施肥は有機性固形肥料を花後と秋に少量置肥する。
殖やし方は株分けによるが、流通品はメリクロン苗。