下部から枝を分け10〜30cmになる。茎は暗紫色を帯びて毛が生え、上部には腺毛がある。葉は対生し、卵形または長楕円状披針形、全縁で両面に毛がある。白色の小さな花をまばらに開く。花弁は5個で先端は2浅裂する。
風通しの良い日当たりで管理し、乾き気味に育てる。特に真夏の過湿・蒸れに注意する。
肥料は少なめで、春・秋に薄い液肥を与える。
植え替えは春か秋に、硬質赤玉土、硬質鹿沼土、軽石の混合土などを用いて水はけ良く植え付ける。
実生は採り播きにする。
オオバナノミミナグサ (海岸の岩地に生える多年草。全体に軟毛が生える。)
オランダミミナグサ (ヨーロッパ原産の多年草。帰化植物。)
クモマミミナグサ (北アルプス、日光赤薙山に分布。高山の岩礫地に生える高さ10〜20cmの多年草。)
ミヤマミミナグサ (本州の中部地方に分布。高山の岩礫地に生える小型の多年草。)