マメグンバイナズナ

最終更新日
2016/02/21
●学名
Lepidium virginicum
●科名
アブラナ科マメグンバイナズナ属
●花期
5月〜6月
●生育地
北アメリカ原産の越年草で、日本には明治中期に渡来した。各地の道ばたなどにふつうに生え、高さ20〜50cmになる。
●特徴

根生葉は倒卵形〜へら形で頭大羽状、濃緑色で光沢があり、ふつう花期には枯れる。茎葉は長さ1.5〜5cmの倒披針形〜線状楕円形で全縁か鋸歯縁。花は緑白色で直径約3mm。ときに花弁のないものもある。果実は長さ約3mmの広楕円形〜円形で、ふちに狭い翼があり、先端がすこしへこむ。

ナズナ、グンバイナズナ、マメグンバイナズナの果実はいずれも短角果で、側面から、つまり隔壁を垂直につぶす形で扁平になる。

●写真集

マメグンバイナズナマメグンバイナズナ 秋の野山

●育て方

風通しの良い日当たりで管理する。

水切れしないように、乾いたら充分に灌水する。

肥料は少なめでよい。

赤玉土の単用か混合土で植え付けるか、実生する。

●近縁種

カラクサナズナ (ヨーロッパ原産の越年草。別名インチンナズナ)

グンバイナズナ (日本全土に分布。畑や田のあぜ、草地などに生える。)

●和名
豆軍配薺。
●参考図書
野に咲く花(山と渓谷社)