クズ(葛)

最終更新日
2016/02/21
●学名
Pueraria lobata
●科名
マメ科クズ属
●花期
7月〜9月
●生育地
北海道、本州、四国、九州、奄美に分布するつる性多年草。強健で、あまり場所を選ばずにどこにでも生える。
●特徴

茎は基部が木質化し、そこから10m以上に長く伸びて他のものに巻き付き、周囲の低木や草を覆いはびこる。葉腋から花茎を立てて、紅紫色の小花を総状につける。花後には毛に覆われた豆のさやをつける。根にでんぷんがあり葛粉を採る。
秋の七草の一つとしてよく知られている。

●写真集
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●育て方

あまり栽培されることはない。鉢で育てる場合は、芽摘みを充分して小さくする。肥料は置き肥をする。用土は赤玉土か鹿沼土。深鉢を使用する。

庭植えにする場合も、成長が早いので伸びた茎をまめに切って育てる。

実生や挿し芽で簡単に殖やせる。

●近縁種
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●和名
葛。クズの名はクズカズラの略で大和国の国栖から名付けられたもの。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社)、山草図鑑(栃の葉書房)