四季の山野草/山野草図鑑
茎は基部が木質化し、そこから10m以上に長く伸びて他のものに巻き付き、周囲の低木や草を覆いはびこる。葉腋から花茎を立てて、紅紫色の小花を総状につける。花後には毛に覆われた豆のさやをつける。根にでんぷんがあり葛粉を採る。 秋の七草の一つとしてよく知られている。
あまり栽培されることはない。鉢で育てる場合は、芽摘みを充分して小さくする。肥料は置き肥をする。用土は赤玉土か鹿沼土。深鉢を使用する。
庭植えにする場合も、成長が早いので伸びた茎をまめに切って育てる。
実生や挿し芽で簡単に殖やせる。