地下茎は横にはう。高さ40〜100cmで茎の上部や葉腋から出た枝先に円錐花序をつくり、1〜2cmの5弁花を付ける。葉は対生または3〜4枚輪生し、披針形で長さ4〜12cm。
クサレダマ 戦場ヶ原
日陰に置くと丈が伸びすぎて倒れる。充分日に当て、灌水は乾かし気味にし、しめてつくる。
肥料は春と秋に置き肥する。
植え替えは春・秋に、硬質赤玉土や硬質鹿沼土などの混合土で植え付ける。草丈が高くなるので、鉢植えの場合、約10cm程伸びた時にビンチをし、できるだけ低く育てる。また水を好む他の種類と寄せ植えにすると倒れにくい。
株分けは植え替え時に長く伸びた根茎に節を付けて切り分ける。
オカトラノオ (野山や丘陵地の日当たりのよい場所に生える多年草。)
ギンレイカ (別名ミヤマタゴボウ。林内の湿り気の高いところに生える高さ30〜60cmの多年草。)
コスナビ (平地から山地の道端や草原に普通に生える多年草の小さな花。)
ヌマトラノオ (湿ったところに地下茎をのばして群生する多年草。)
ハマボッス (海岸に生える無毛の2年草。)
ミズトラノオ (近縁種。湿原や水辺に生える。)
ミヤマタゴボウ (別名ギンレイカ。山地の湿った日陰に生える多年草。)
モロコシソウ (暖地の海近くの林内に生える高さ30〜80cmの多年草。)
ヤナギトラノオ (和名は葉がヤナギのように細いトラノオの意味で、寒地の湿地にまれに生える多年草。)