キンエノコロ

最終更新日
2016/02/21
●学名
Setana glauca
●科名
イネ科エノコログサ属
●花期
8月〜10月
●生育地
田の畦や道ばたなどに生える一年草。
●特徴

茎は50〜90cmであまり枝分かれしない。花穂は長さ3〜10cmの円柱状で直立し、小穂は長さ約3mm、苞穎は短く、かたくて横ジワのある護穎は頭半分露出する。つけ根に多数の黄金色の芒がある。

●写真集

キンエノコロ

●育て方

日当たりで管理し、水を好むので水切れさせないようにする。丈夫なので栽培は容易。

肥料は薄い液肥を月に1回程与えるが、無肥料でも良い。

1年草なので実生で増殖するが、こぼれダネでもよく殖える。

用土は特に選ばない。単植でも良いが、ほかの植物の鉢に播いて、寄せ植えにすると風情がある。

●近縁種

エノコログサ (平地にふつうに生える一年草。)

ハマエノコロ (海岸型で小型。)

ムラサキエノコロ (乾燥してやせた土地に生える一年草。)

●和名
 金狗児。和名は花穂が黄色で、朝日や夕日で金色に見えることから名が付いた。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)