エノコログサ

最終更新日
2016/02/21
●学名
Setaria viridis
●科名
イネ科エノコログサ属
●花期
8月〜11月
●生育地
日本全土に分布する一年草。道ばた、空き地などに生える。
●特徴

高さ40〜70cm、葉は長さ5〜20cmで無毛、茎頂に円柱状の花序をつくり、約2cmの小穂がすき間なく付く。

●写真集

エノコログサエノコログサ

●育て方

日当たりで管理し、水を好むので水切れさせないようにする。丈夫なので栽培は容易。

肥料は薄い液肥を月に1回程与えるが、無肥料でも良い。

1年草なので実生で増殖するが、こぼれダネでもよく殖える。

用土は特に選ばない。単植でも良いが、ほかの植物の鉢に播いて、寄せ植えにすると風情がある。

●近縁種

キンエノコロ (エノコログサに似るが、穂がやや細く、色が王本色になる。)

ハマエノコロ (海岸型で小型。)

ムラサキエノコロ (花穂が赤紫色。)

●和名

狗尾草。「エノコ」は子犬、「ロ」は尾がなまったものと言われ、花穂の様子を子犬の尾にたとえて名が付いた。
別名ネコじゃらし。

●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)