キブシ

●学名 Anemone nikoensis 最終更新日 2012/11/03
●科名 キブシ科キブシ(スタキウルス)属 キブシの花

キブシ 四季の山野草〜房総の春

キブシ HT Nature's Paradise〜花の写真’03

キブシ 教材用野草写真

●花期 3〜4月
●生育地

北海道、本州、四国、九州に分布する。山地に生えて3mほどの高さになる雌雄異株の落葉低木。雄株のほうが雌株より花穂が長い。

葉が出るより先に黄色の花房を吊りさげる。地域ごとに変異の多い種類。
花の内部を見ないと雌雄の違いはわからないが、一般的に雄花は黄色味が強く、雌花は緑色を帯びる傾向がある。葉は花が散る頃に伸びだし、楕円形で長さが8cmほどある。

●栽培(育て方)
●近縁種 エノシマキブシ (海岸付近に生え花が大きい。) 
●和名 木五倍子。果実を五倍子(ふし)の代用として使うのでこの名がある。
<参考図書> 樹木 春夏編(山と渓谷社)