北海道、本州、四国に分布。日当たりのよい草地や林のふちなどに生える多年草。
鱗茎は卵形で長さ1〜1.5cm。根出葉は1個。線形でやや厚く、長さ15〜30p。花茎は高さ15〜25p。茎頂に数個の黄色の六弁花を散形状につける。花柄は長さが不同で1〜5p。刮ハは球形で3室があり、長さ約7mm。
キバナノアマナ 早春の野山
日当たり、夏は半日陰で管理する。
肥料は花後から地上部が枯れて休眠するまでの短い期間に、液肥を月に3〜4回施し、充分に肥培する。
この時期に1日でも長く葉を持たせるように心がける。
植え替えは秋に行う。
用土は赤玉土・硬質鹿沼土を使用する。
増殖は実生により、3〜4年で開花する。
エゾヒメアマナ (湿った荒野に生える軟弱な多年草。花はキバナノアマナより小さめで、葉の基部は茎を抱かない。)
ヒメアマナ (エゾヒメアマナに似ているが花は小さめで、葉の基部は茎を抱かない。本州の河畔に生える、)
野に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)