カリン

最終更新日
2016/02/20
●学名
Pseudocydonia sinensis
●科名
バラ科カリン(プセウドキドニア)属
●花期
4月
●生育地
中国原産の落葉高木。
●特徴

日本へは平安時代に渡来したといわれ、ピンクの可憐な花、楕円形または倒卵円形の大きな果実、すべすべした樹肌が好まれて庭に植えられている。
芳香と薬効のある果実は砂糖漬け等にされるが、果実酒用に人気もある。

●写真集

カリンの花カリンの花 庭の春

カリンの実カリンの実 庭の秋

●育て方

日当たりのよい肥沃な湿潤地が適する。

苗木の植えつけ適期は12月または2〜3月。必ず接ぎ木苗を利用する。

徒長枝は先端を切り戻すと、基部から分枝をだして花芽をつける。大枝の剪定は傷口が治りにくい。

施肥は12〜2月に寒肥えを、夏にリン酸、カリ分を補給。

繁殖は実生、接木。

●近縁種
-
●和名
花梨。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、樹木たちの歳時記(講談社)