日本へは平安時代に渡来したといわれ、ピンクの可憐な花、楕円形または倒卵円形の大きな果実、すべすべした樹肌が好まれて庭に植えられている。
芳香と薬効のある果実は砂糖漬け等にされるが、果実酒用に人気もある。
カリンの花 庭の春
カリンの実 庭の秋
日当たりのよい肥沃な湿潤地が適する。
苗木の植えつけ適期は12月または2〜3月。必ず接ぎ木苗を利用する。
徒長枝は先端を切り戻すと、基部から分枝をだして花芽をつける。大枝の剪定は傷口が治りにくい。
施肥は12〜2月に寒肥えを、夏にリン酸、カリ分を補給。
繁殖は実生、接木。