奇数羽状複葉の小葉がヒイラギに似ている。黄色6弁の小花が総状にたくさん集まって、10〜15cmの花序を出す。あらい鋸歯をもった尖った小葉は、冬になると紅褐色に色づいて庭園に趣を添えます。
ヒイラギナンテン 春の野山
肥沃な適潤地に植える。
植え替えは4月中旬〜7月中旬が扱いの適期。耐陰性は強いが、日当たりの良い方が紅葉が美しい。
特別整枝の必要はないが、何年かして丈が高くなりすぎたときは、4〜5月ごろに枝元まで主幹を切り戻すとよい。
施肥は普通の土質なら特別必要はない。
病虫害は特にないが、苗木には立ち枯れ病、うどんこ病が発生。
殖やし方は春ざし、実生。
ホソバヒイラギナンテン (中国原産で明治時代初期に渡来。)