ヒイラギナンテン

最終更新日
2016/02/21
●学名
Mahonia japonica
●科名
メギ科ヒイラギナンテン属
●花期
3月〜4月
●生育地
中国から渡来し、トウナンテンともよばれる常緑低木。
●特徴

奇数羽状複葉の小葉がヒイラギに似ている。黄色6弁の小花が総状にたくさん集まって、10〜15cmの花序を出す。あらい鋸歯をもった尖った小葉は、冬になると紅褐色に色づいて庭園に趣を添えます。

●写真集

ヒイラギナンテンの花ヒイラギナンテン 春の野山

●育て方

肥沃な適潤地に植える。

植え替えは4月中旬〜7月中旬が扱いの適期。耐陰性は強いが、日当たりの良い方が紅葉が美しい。

特別整枝の必要はないが、何年かして丈が高くなりすぎたときは、4〜5月ごろに枝元まで主幹を切り戻すとよい。

施肥は普通の土質なら特別必要はない。

病虫害は特にないが、苗木には立ち枯れ病、うどんこ病が発生。

殖やし方は春ざし、実生。

●近縁種

ホソバヒイラギナンテン (中国原産で明治時代初期に渡来。)

●和名
柊南天。
●参考図書
山草辞典(栃の葉書房)、樹木たちの歳時記(講談社)