常緑性。山地の樹幹や岩上に着生する。
フウラン
素焼きなど通気性のよい鉢のミズゴケを盛った土に根を広げて植える。もしくはヘゴや木炭、朽ち枝などにミズゴケをつけて固定する。暖地では庭の常緑樹の幹や枝に着生させて栽培するとよくできる。植替えは春と秋の適期に3年に1度ほど行う。
置き場所は棚の上部や木陰などに吊り下げる。凍結では枯れないが、温暖な環境を好み、冬は簡易温室など凍らない程度の場所で保護するほうがよい。
水やりは表面の乾き具合を見て与えるが、冬は少なめにする。
施肥は有機性固形肥料少量を春と秋に鉢の周囲に置肥する。
殖やし方は植え替え時の株分けによる。