雌雄異株で、雌株は白色の花を、雄株は白黄緑色の花を密に散房状に付ける。雌株の中心部には少数の両性花がある。花後、株元から腎円形で幅15〜30cmの葉を伸ばす。
春まだ浅い季節に、小川や田畑の土手などに生える山菜で、花芽であるフキノトウ(蕗の董)は天ぷらにして、茎もアク抜きをしていただくと春一番の香りが口に広がります。
フキノトウ 裏磐梯の早春
フキ 星野の早春
鉢で管理するよりも、地植えのほうが育てやすい。フキノトウを鉢で鑑賞する場合は、初冬の蕾ができた頃に赤玉土単用または富士砂との混合土で植え付ける。花を鑑賞した後は再び露地植えに戻したほうが良い。
施肥するのであれば、月に1回置き肥をする。
増殖は、鉢から露地に戻す時に、株分けによって殖やす。
冬の凍結を避けるため、露地に藁などを敷き詰めておくと良い。
-