ボケ

最終更新日
2018/02/27
●学名
Choenomeles speciosa
●科名
バラ科ボケ(カエノメレス)属
●花期
3月〜4月
●生育地
北海道南部から九州までの山野。中国原産。
●特徴

花が葉よりも先に開く。枝に刺(トゲ)がある。

薬用として熟した実を果実酒にするほか、生け垣や切り花としても古くから愛されてきました。

●写真集

ボケの花ボケ

●育て方

日当たり良く、水はけの良いところ。乾燥には弱いので注意する。土は選ばない。挿し木、根伏せで増やすことができる。

●近縁種

クサボケ (別属、ボケよりも枝にあるとげが多く、背が低い。日本原産)

●和名
木瓜
平安時代に中国大陸から渡来し、瓜に似た実がなることから、「木瓜(もけ)」と呼ばれるようになり、花名はこれが転訛したものです。
●花言葉
先駆者、早熟、平凡、妖精の輝き
中国名は「放春花」で、春をいち早くつくりだす花という意味があり、花言葉の「先駆者」、「早熟」はこれに由来しているのかもしれません。また、「平凡」は、丈夫な性質で多くの家の垣根で利用されたことから、「妖精の輝き」は、葉が出る前に枝につく花が神秘的に見えることからつきました。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著 ナツメ社)