モクレン科

モクレン科の花

学名:Magnoliaceae

分類:双子葉植物

双子葉植物のうち、もっとも原始的な科とされる。7属200種が熱帯から暖温帯、特に北アメリカ、日本、中国など北部に分布する。日本に2属7種、日本の固有植物は4種。APGV分類体系でも科の扱いに変更はない。
常緑または落葉の高木及び低木で、つねに柔組織に油細胞がある。葉は螺旋状につき、単葉で、全縁、托葉が大きく頂芽を含む特徴がある。花は大きく枝の頂端や脇芽に単独につける。花弁も雄しべも螺旋状に長い軸上につき、雄しべの多くが花弁状になる。

(印象)ハクモクレンやコブシなどの花はとても美しく印象的ですが、写真にしようとすると、とても難しい木で難物です。

 

モクレン科の屬と花の紹介(四季の山野草編)


参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)   園芸植物 (山渓カラー名鑑)

最終更新日 2018/02/26

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