ウラジロタデ

最終更新日
2018/07/16
●学名
Aconogonon weyrichii
●科名
タデ科ウラジロタデ属
●花期
6月〜10月
●生育地

北海道・本州(八甲田山、岩木山、谷川岳、利根川源流部、日光、北アルプス中北部)に分布。高山の砂礫地に生える雌雄異株の多年草。

●特徴

雌雄異株。草丈は30〜100cm。花は黄白色で、枝分かれする花序を総状につくる。葉は卵形で、先端は尖る。裏面に白い綿毛を密生する。

●写真集

ウラジロタデの花ウラジロタデ 日光植物園

●育て方

地下茎が地中深く根を下ろすため、庭植えにする方が良い。丈夫な草なので、1度植え付け、風通しよく、日当たりの良い場所で管理すれば、それほど気を使わなくても育つ。

草丈が高くなりやすいので、できるだけ草姿をしめるようにする。

増殖は株分けによる。

●近縁種

オンタデ (高山の砂礫地に生える多年草。葉の裏に綿毛が淡緑色。 )

オヤマソバ (日本固有種。北海道から本州の中部地方以北に分布。高山帯の砂礫地や岩場に生える。)

ヒメイワタデ (北海道に分布し、高山の岩場や砂礫地に生える 。)

●和名
裏白蓼。葉の裏面に白い綿毛を密生することから名がある。
別名ウラジロイタドリ、ケイワタデ。
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)、山草辞典(栃の葉書房)