オシロイバナ

最終更新日
2018/03/02
●学名
Mirabilis jalapa
●科名
オシロイバナ科オシロイバナ(ミラビリス)属
●花期
夏〜秋
●生育地

熱帯アメリカ原産の多年草。ふつうは一年草として扱うが、関東地方以西なら多年草になる。

●特徴

暑さや日照りに強く、強健。よく分枝する茎を伸ばして次々と花を付ける。花は筒状花で、夕方4時頃から開花し、翌朝の9時頃に閉じる。花弁状に着色している部分は萼で赤、紅、ピンク、黄色、白色の単色または絞り、染め分けがあり美しい。種子は大きく、おしろい上の粉末が入っている。大きな塊根状根がある。

●写真集

オシロイバナの花オシロイバナ 野山の秋

●育て方

5月中旬ごろに、肥沃な土地に、タネを直播きする。

繁殖は実生、こぼれ種、挿木

●近縁種

ブーゲンビレア (別名イカダカズラ。中南米原産。茎はよじ登る性質があり、太いトゲがある。)

●和名
白粉花。
一つの株で、自由にさまざまな色の花を咲かせ、また日によって花色が異なるという、とてもめずらしい植物です。花のあと、2〜3o程度の真っ黒な丸い種を付け、それを押しつぶすと中から花名の由来でもある真っ白な粉が出てきます。
夕方4時ごろに花を咲かせるので、英名ではfour-o'clock(4時)、別名は「夕化粧(ユウゲショウ)」とつけられました。
●花言葉

臆病、内気
暑い夏の日の夕方にひっそりとラッパ状の花を咲かせる様から「臆病」、「内気」などの花言葉がつけられました。

●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著 ナツメ社)