日本固有種。
北海道・本州(近畿地方以北)に分布し、高層湿原に生える多年草。
根は細く、かたく、横にはう。群生し、高さ20cm〜40cm。花穂は長さ10〜20cm、小花は直径1cmくらい。花びらは5枚あり、花後も残る。葉は線形で長さ10〜30cmになる。鮮黄色で星型をした小花を総状に多数付け、下の蕾から順に花を咲かせる。開花時の花柄は約1cmだが、花後はさらに約1cm伸びてさく果をつける。秋の紅葉も美しい。
キンコウカ 白馬八方尾根
キンコウカ 尾瀬
春と秋は風通しの良い日当たり、夏は涼しい日陰で管理する。水を好むので通常は1日1回、夏は朝・夕の1日2回、十分に灌水する。
肥料は夏を除き、置き肥を与え、薄い液肥も月に2〜3回与える。
植え替えは春、硬質鹿沼土・日向砂・富士砂の混合土など水はけの良い用土で植え付ける。
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