北海道、本州、四国、九州、東アジアに分布し、山地、ときには高山帯の草地にも生える多年草。
茎には陵があり、直立して高さ20〜60p。茎の先や上部の葉腋から花枝を伸ばして円錐花序をつくり、蜜に多数の小さな淡黄色の花を付ける。幅1〜3o、長さ2〜3pの線状の葉が、6〜12個輪生する。先端に短いとげがある。非常に変異が多く、白花のものをカワラマツバという。
キバナノカワラマツバ 白馬八方尾根
日当たり、風通しの良い場所で管理し、潅水は控えめにやや乾き気味にしめてつくる。
肥料は有機質肥料を置き肥するか、または薄い液肥を月に2〜3回与える。
植え替えは3月の芽出しの頃に水はけの良い用土で深鉢に植え付ける。
増殖は株分けか実生による。
ミヤマキヌタソウ (亜高山帯に生える多年草で花は黄白色。)
ヒナソウ (北アメリカ原産。日当たりが良く、やや湿った冷涼地に生える多年草。 )